2008年夏 合格への軌跡  合格体験談 

 

2 東京都T類B、川崎市合格!  

 11月からでも間に合う!喜治塾は受験指導だけでなく、思いや志を支えてくれる塾。

(A・Yさん)


 私が公務員を志望したのは、卒業後、民間企業で4ヶ月働いてから、会社の経営難で退職し、転職活動で悩んでいる時でした。もともと、社会に貢献できる仕事がしたい、という思いはあったものの、地方公務員のイメージはありませんでした。しかし、民間企業で、社会に貢献する現実的な難しさ、利潤ありきの世界を痛感したことや、「第二新卒」の再就職の差別を実感したこともあり、社会のために働ける公務員を選択しました。
公務員を志望しようと思い始めたのは、11月の中旬。かなり遅い方だと思います。たまたま塾長のブログを見つけ、翌日に塾の見学、数日以内に決めました。大手にはあまり興味がなかったのと、私の場合、学生でもなく、失業中という孤独で辛い時期だったので、喜治塾の先生方が身近に感じられる環境に魅力を感じました。

11月生のカリキュラムで始めたものの、遅れて入ったので、始めの数週間は1日6時間DVD講義を受け続けました。まずは経済と民法を最優先に飛ばしました。講義にも追いつき、12月後半には、集中できるペースを作っていました。しかし、1月に講義が減り、自習時間が増えると、きちんと暗記できていないことに気づき、焦り始めました。五十嵐先生に相談しつつ、2月、3月は塾のテキストと問題だけに集中して復習を繰り返しました。秋生は、2月、3月に、一日3コマ授業が入ったりするので、とても辛かったです。しかし、12月から怒涛の授業&復習だったので、たるむ暇もなかったのが、かえってよかったと今は思います。3月、4月は、猛勉強。1日10時間くらいやっていました。もっとやっていた人もいると思いますが、私は人と比べると不安になるので、あえてマイペースを守りました。5月の直前期は、プレッシャーから逃げるために、ちょっと息抜きを増やしすぎた気がします。勉強時間は、減り気味でした。私の場合、あとがない、来年はない、という思いが強かったので、最後まで負けないよう、それだけは言い聞かせていました。
都庁の1次が終わってからは、川崎市にむけて、復習しつつも、面接のための自己分析や模擬面接、そして、社会問題や政策を自分自身でゆっくり考え、言葉に出来るよう、時間を使いました。私の場合は、1次の勉強が辛かったので、面接や自己分析をやる1次以降は、とても楽な時期になりました。
勉強を必死でやっているときは、ついつい忘れがちだった、なぜ公務員になりたいか?東京都で何がやりたいか?という問いをゆっくり考え直す時間でした。新聞をゆっくり読んで、気になる記事をスクラップし、同じ都庁志望の予備校の友達と、時事や、目標について語り合ったりしました。面接カードの書き方や、面接でのアピールは、民間の就職活動の経験が役立ちました。しかし、就職活動をしたことがない受験生も多いと思います。そういう人は、民間の就職活動を経験した友達に、たくさんダメ出しをもらって、カードも添削してもらうといいと思います。テクニックや魅せ方というのは、経験者に教えてもらうのが一番です。2次、3次試験対策は、そのほかに、模擬面接を予備校でやってもらい、そのあと反省をしっかりしました。
実際の2次、3次での都庁職員の方とは、とてもいい面接ができました。時事問題や、私の関心、問題意識について聞かれることが多く、反応も、一生懸命うなずかれ、「伝わっている」と感じました。深くつっこまれることが多かったです。

アドバイス
私は、1次試験の自己採点は、教養も専門も択一はそれぞれ5割、7割と、決して良いほうではありませんでした。あとは、専門論文が得意なウェーバーだったことと、教養論文に助けられたと思っています。教養論文は、喜治塾のあらゆる論文講義を受けて、がんばると絶対いいと思います!自信を持ってお薦めします。
1次試験までは、とにかくみんな追い詰められ、辛くなります。しかし、自分を責めないように気をつけました。勉強に集中するのも大事ですが、時には自分を甘やかして息抜きをしたり、羽目を外すのも大事だと思います。
あとは、2次試験以降で大事なのは、どれだけ物事を深く考えているか、社会問題に関心があるか、という現在と、「今まで何をしてきたか」という過去の2つが語れるようになることだと思います。私は、学生時代は、わりと人の面倒を見る苦労ばかりだったのですが、語れることが多いということは、かなり強みになりました。
試験勉強を始めたあとは、なかなか新しいことを始めたり、人の世話をしたりというのは難しいとは思いますが、高校時代でもいいので、自分にとって何か大きな出来事を、わかりやすく、おもしろく、ダイナミックに語れるといいと思います。

 

 

 

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